令和５年度 兵庫県立はりま姫路総合医療センター 病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養２セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 694 323 431 557 968 1760 2548 4733 3425 617
当院を退院された患者さんの年齢階級別患者数です。2023年度は2022年度と比較して0～9歳の患者さんの割合が高くなっています。各階級では70～79歳の患者さんが最も多く（約30％）、70歳以上の患者さんが約半数以上（約55％）を占めています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 26 11.69 13.52 42.31 73.62
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 19 17.63 20.60 47.37 78.95
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 15 14.80 12.88 26.67 72.07
100391xxxxxxxx 低カリウム血症 15 11.80 13.05 46.67 65.13
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 14 13.14 10.25 35.71 71.64
当科では様々な領域の疾患に対して診療を行っており、特定の疾患が突出して多いという状況ではありません。その中で、腎盂腎炎や誤嚥性肺炎など一般的な感染症の割合が若干多めにはなっておりますが、重症な方が多い印象です。疾患の治療が終了しても、リハビリテーションや退院に向けた環境調整を必要とする方が多く、転院を要する割合が50%弱と高くなっています。また、他の感染症に関しても重症な方の割合が多く、皮膚や筋、骨に膿瘍を形成した方が多い傾向があります。感染症以外では、カリウムやナトリウムといった電解質異常の方が多くなっております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 535 5.56 4.57 0.19 66.48
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１，２あり 手術・処置等２なし 318 6.18 4.26 0.94 71.43
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 200 16.41 17.38 18.00 82.53
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等１なし、１，３あり 手術・処置等２なし 定義副傷病名なし 177 10.12 9.77 3.95 77.28
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 - １あり 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 139 3.24 3.05 0.00 69.40
経皮的カテーテル心筋焼灼術の施行例数は昨年の408から、本年は535と、さらに増加しました。新病院開院に伴うカテ室の拡充による結果です。引き続き地域随一の歴史と経験、実績を持って、不整脈患者さんへの診療に対応してまいります。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - ４あり 定義副傷病なし 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 116 14.21 15.70 43.10 71.74
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 48 7.96 7.20 12.50 61.85
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - ４あり 定義副傷病１あり 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 44 17.95 17.39 54.55 75.93
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - ２あり 定義副傷病なし 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 41 13.07 15.57 31.71 75.39
010230xx99x30x てんかん 手術なし 手術・処置等2 - ３あり 定義副傷病なし 38 21.53 13.15 44.74 68.39
当院脳神経内科の役割には大きく分けて３つあります。一つ目は、急性期虚血性脳血管障害の診断・治療、二つ目は、第三次救命救急センターとして対応が求められる神経系救急疾患の診断・治療、三つ目は播磨地区における神経疾患の総合的診療です。
入院患者の上位疾患は、第1位が脳血管疾患（脳梗塞）、第２位がてんかん・痙攣で、第１位の脳血管疾患（脳梗塞）は入院患者の約半数を占めています。脳血管疾患（脳梗塞）の在院日数は全国平均よりも短いですが。てんかん・痙攣については重症例が多いため在院日数は全国平均よりもかなり長くなっています。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等2 - １あり 64 15.02 13.99 0.00 63.31
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 21.18 13.15 5.88 55.18
10006xxxxxx1xx １型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等2 - １あり 12 11.33 13.31 0.00 44.83
10007xxxxxx0xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等2なし 10 10.40 10.66 0.00 54.60
100210xxxxxxxx 低血糖症 - - 6.80 - -
糖尿病・内分泌センターとして、急性期から慢性期（教育入院も含めた）の糖尿病診療と内分泌検査入院を行っています。ケトアシドーシスや高浸透圧性高血糖状態、重症低血糖などの救急医療は救急科の医師と共に対応しています。血糖調整や教育入院も行っており、１型糖尿病など専門医療が必要な患者さんへのインスリンポンプ、AID療法（自動インスリン注入療法）への対応も可能です。また、副腎、下垂体、甲状腺などの内分泌疾患も各科連携をとりながら精査・診断を行い、外科治療へと繋げています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 275 9.69 8.75 4.36 76.04
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 86 8.60 7.61 0.00 74.06
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 48 9.04 11.65 2.08 72.90
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの） その他の手術あり 手術・処置等2なし 45 10.82 10.92 4.44 74.24
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 41 4.46 2.61 2.44 73.41
消化器内科は、消化管および肝胆膵に関わる多数の良性・悪性疾患を担当します。緊急症例に積極的に対応し、消化器内視鏡や腹部超音波を用いた高度な診断および治療を得意としています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 82 5.99 11.49 2.44 46.73
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 40 6.75 6.44 0.00 45.43
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、 吻合術　その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 35 6.94 7.57 0.00 68.89
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 21 24.81 19.94 0.00 61.29
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - １あり 18 15.00 13.81 0.00 63.17
一番目はIｇA腎症等の腎炎に対するステロイドパルス療法で、在院日数が少なくなっています。二番目は腎生検入院で治療を引き続き行っていないもので、パス入院です。三番目は内シャント造設術で、手術や透析導入も行っています。四番目はネフローゼ症候群で、腎炎・ネフローゼ・血管炎などの診断・治療を多数行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 58 18.55 18.65 17.24 76.84
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 31 2.00 2.03 0.00 62.42
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - ４あり 定義副傷病なし 24 8.79 8.33 0.00 68.25
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - ５あり 22 32.23 18.83 4.55 72.50
040190xx99xxxx 胸水、胸膜の疾患（その他） 手術なし 20 12.90 16.88 10.00 72.60
呼吸器内科では肺癌、間質性肺炎、肺炎や睡眠時無呼吸の検査など幅広い診療を行っています。肺癌では呼吸器外科、病理診断科、放射線治療科、緩和ケア内科など他科と連携し、患者さん一人一人に対するベストな治療方法を検討し、提案しています。間質性肺炎では、病気の悪化で呼吸不全が生じた患者さんの紹介や救急搬送症例が多く、緊急入院となることが多いです。胸水の原因精査や治療を目的とした入院も多く、局所麻酔下胸腔鏡検査による精査や胸腔ドレナージによる治療、処置を行っています。睡眠時無呼吸症候群に対しては1泊2日でポリソムノグラフィーによる精密検査のために入院していただき、診断が確定すれば外来でCPAPによる治療を導入しています。
腫瘍・血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 - ９あり 24 9.50 12.88 0.00 67.96
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 - ８あり 定義副傷病なし 18 3.06 3.55 0.00 56.39
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 - ２あり 16 27.56 36.19 6.25 46.13
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。） 手術なし 手術・処置等2 - ４あり 定義副傷病なし 13 11.08 8.67 0.00 61.62
130030xx97x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 - ９あり 10 18.50 30.73 0.00 70.30
腫瘍・血液内科では、癌種を問わない臓器横断的な薬物療法を行っております。がん薬物療法は、原則、通院治療ですが、インフュージョンリアクションをきたしうる抗体薬を含むレジメンの初回治療導入の場合、悪性リンパ腫やHER2陽性乳癌などでは、入院で治療を開始することになります。また、抗がん剤の投与が複数日に及ぶ場合、急性白血病や食道癌などの化学放射線療法などでは、入院での治療が必要になります。当院の造血器悪性腫瘍では、悪性リンパ腫が59%、白血病が23%であり、この2つが入院を必要とする代表的な疾患となります。固形癌では、上部消化管が23%、乳癌が19%を占め、この2領域が入院で治療を行う代表的なものとなります。
膠原病リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 28 12.00 14.23 7.14 63.89
070560xx99x01x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり 23 18.26 23.30 21.74 55.78
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり 13 35.15 34.37 30.77 74.85
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし 10 8.90 15.40 10.00 72.30
070470xx99x3xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 - ３あり 10 3.00 13.99 0.00 62.30
膠原病リウマチ内科分野の疾患は「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患」の中に多く該当するので、当科の患者数では上記のDPC病名が多いです。
その他、関節リウマチの患者様の入院もあるので、「関節リウマチ」のDPCもあります。
消化器外科・総合外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 171 6.52 6.87 1.17 63.74
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 111 5.60 4.55 1.80 72.47
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、 亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 97 15.23 15.12 5.15 73.23
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術　悪性腫瘍手術等 37 16.32 18.01 2.70 77.59
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病なし 25 7.60 6.86 4.00 68.04
消化器外科・総合外科では食道、胃、腸などの消化管や肝臓、胆のう、膵臓などのいわゆる消化器の手術を主に受け持っていますが、鼠径ヘルニアや急性腹症手術、救急での腹部外傷なども担当しています。件数の多い順でみると胆のうの手術、鼠径ヘルニアの手術、大腸の手術、胃の手術、腹腔のヘルニアの手術となっています。当科では、定期の消化器手術だけでなく、ヘルニア手術、緊急手術においても低侵襲手術に力を入れており、ここに挙げた多くの手術が鏡視下（腹腔鏡下、胸腔鏡下）に行われ、食道、胃、膵、直腸手術ではロボット支援下手術も行われています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 93 12.69 10.42 7.53 80.60
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 - １あり 58 34.19 27.58 15.52 73.62
050080xx0101xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - １あり 50 24.70 21.53 10.00 67.64
050163xx02x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等 手術・処置等2 なし 41 15.54 15.33 2.44 71.88
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2 - １あり 32 27.09 28.09 40.63 70.63
循環器内科と密な連携をとり、外科治療あるいは内科的治療の双方のメリットとデメリットを考慮し治療（ハートチーム）します。また、心臓手術では人工心肺を用いない方法での冠動脈バイパス術や胸部ステントグラフト内挿術、大動脈弁/僧帽弁の弁形成（MICS、自己弁温存術式）を積極的に行ない、安全かつ低侵襲な手術を心がけています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 69 16.77 19.09 72.46 70.20
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 60 9.62 9.88 15.00 78.17
010030xx9900xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 41 2.93 7.41 0.00 67.71
010070xx9900xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 38 3.53 8.73 2.63 72.13
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上） 手術なし 手術・処置等2なし 34 23.18 22.61 79.41 70.03
総合病院の強みを生かし、脳神経内科との共同での脳卒中診療、救急科と共同の重症頭部外傷治療、腫瘍内科や放射線治療科と共同での悪性脳腫瘍への集学的治療、内分泌内科と合同の下垂体疾患の治療、整形外科と合同で行う脊髄腫瘍の手術など、他診療科との協力体制を充実させ、時代に合った様々な体制づくりを進めています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等1なし 81 8.17 9.98 0.00 58.12
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 19 4.74 5.64 0.00 59.05
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.00 - -
070041xx97x00x 軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く。） その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 9.09 - -
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 12.84 - -
女性で最も多い乳癌ですが、術前化学療法後の手術や、手術と同時に行う乳房再建などを複数の診療科で共働してチーム医療で行っており、それぞれ患者さんに適切な手術について希望を含めて相談して手術術式を選択しています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 64 9.27 9.89 1.56 73.73
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 23 8.26 9.54 0.00 41.57
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 18 7.83 9.17 0.00 52.33
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 13.59 - -
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし - - 8.84 - -
肺の悪性腫瘍手術は単孔式胸腔鏡下手術、ロボット支援下手術で行っており、低侵襲を心がけている。そのため平均在院日数も全国平均より少なくなっている。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 167 25.98 25.50 76.65 80.78
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 97 18.16 21.96 23.71 75.28
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 81 3.80 4.76 0.00 58.98
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 - １あり 55 2.00 2.59 0.00 73.51
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 50 22.48 19.55 36.00 69.02
人工関節部門では、人工膝関節置換術での膝の靭帯バランスに注力し、関節の適切な安定性とアソビを与える事で術後の患者満足度の向上を目指しています。また、人工股関節置換術はナビゲーションの使用により、より精度の高い手術を行っております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx02000x 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。） 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 27 5.19 4.63 0.00 35.07
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 21 2.81 2.82 0.00 67.52
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2なし 21 26.62 24.94 38.10 69.76
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） その他の手術あり 手術・処置等1なし 13 4.15 4.28 0.00 48.85
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 12 3.58 5.77 0.00 45.67
頭蓋顔面領域の外傷や生まれつきの変形の治療、マイクロサージャリーを用いた各種再建外科の手術治療に取り組んでいます。頭蓋顔面外傷では受傷後まもない骨折や軟部組織損傷だけでなく、過去に受傷され変形治癒した顔面骨骨折の修正手術も行います。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 25 10.88 12.88 20.00 59.20
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） その他の手術あり 手術・処置等2なし 23 5.43 9.40 0.00 78.96
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 18 6.44 7.22 5.56 78.61
080190xxxxxxxx 脱毛症 18 3.39 3.31 0.00 39.06
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 8.35 9.29 0.00 69.53
当科は地域における唯一の皮膚科入院患者受け入れが出来る施設であり、４名の常勤医師体制であらゆる皮膚疾患に対応致します。内科的領域としては帯状疱疹や蜂窩織炎などの感染症、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などのアレルギー性疾患、尋常性乾癬や膠原病や水疱症、掌蹠膿疱症など自己免疫疾患、外科的領域としては、良性/悪性皮膚腫瘍症例や感染症に伴う外科的処置が必要な症例等です。また当科は地域における日本皮膚科学会認定の生物学的製剤使用承認施設であり、それらの疾患の患者さんに最新の治療を提案させて頂くことができます。特殊性のある外来として、遺伝性疾患、神経線維腫Ⅰ型や色素性乾皮症やポルフィリン症など、神戸大学医学部皮膚科とも連携して診断や診療について受け入れています。また紫外線が原因になる皮膚疾患も専門にしていますので、光線過敏症、日光蕁麻疹や前述の光線過敏を来すポルフィリン症、紫外線が原因の皮膚がんなども当科ではこれまで数多く症例を経験しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等2なし 92 7.61 6.85 0.00 75.05
110080xx03xxxx 前立腺の悪性腫瘍 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 58 3.24 2.71 0.00 71.40
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 44 12.18 11.19 0.00 70.02
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 39 5.49 5.22 0.00 66.44
110080xx99000x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 3.77 6.65 0.00 74.33
当科では泌尿器悪性疾患だけでなく、前立腺肥大症、尿路結石症等の良性疾患に至るまで、幅広く治療を行っています。うち、悪性疾患では、膀胱がん、前立腺がん、また良性疾患では尿路結石症の症例が多い傾向にあります。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度等両眼 355 4.32 4.64 0.00 75.45
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度等片眼 138 2.38 2.54 0.00 72.62
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 重症度等片眼 25 9.56 7.81 0.00 60.32
020220xx01xxx0 緑内障 緑内障手術　濾過手術 重症度等片眼 18 10.78 8.70 0.00 78.67
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 17 5.82 5.67 0.00 69.65
総合病院の眼科として、眼合併症を有する手術困難な方、全身リスクを抱える方、全身麻酔が望ましい方等の手術加療を積極的に行っています。網膜疾患や緑内障など合併した白内障の方や、網膜剥離・黄斑上膜・黄斑円孔・硝子体出血などの網膜硝子体疾患に対して小切開硝子体手術を行っています。また緑内障に対しては、まず薬物治療を行いそれでも病状が進行する方に対して、濾過手術やMIGS（低侵襲緑内障手術）等の緑内障手術を行っています。
耳鼻咽喉科頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 64 5.97 6.02 0.00 55.53
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 41 2.00 2.03 0.00 47.80
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 38 6.26 6.75 0.00 62.76
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術　 切除（頸部外側区域郭清を伴わないもの）等 手術・処置等1なし 36 8.89 7.94 0.00 57.47
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病なし 24 8.42 7.52 8.33 40.46
当院では、耳鼻咽喉領域の良性疾患に対する手術を中心とした治療を行うとともに、甲状腺癌をはじめとする頭頸部癌の集学的治療を行っています。
放射線診断・IVR科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等 手術・処置等1なし、１あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 114 5.07 5.21 3.51 77.77
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 19 2.00 6.59 0.00 53.63
050163xx97x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 7.19 - -
050170xx03001x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等 手術・処置等1なし、１あり 手術・処置等2なし 定義副傷病あり - - 9.00 - -
060190xx97x00x 虚血性腸炎 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 13.09 - -
当科では当院の前身である姫路循環器病センターの頃から下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療を行っており、新病院となった現在でも本疾患に関連したDPCコードの件数が最多で昨年に比べて件数も増加しています。また腹部内臓動脈の動脈硬化性狭窄に対する血管内治療も徐々に増加しています。さらに本年から子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術を開始しており来年以降件数が増えるものと思われます。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 85 3.39 3.62 29.41 39.72
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 53 6.32 9.88 18.87 63.26
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 32 5.06 8.38 15.63 54.81
160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等2なし 25 5.28 9.36 12.00 65.04
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし 24 2.58 2.86 0.00 49.92
救命救急センターでは、救急車・ドクターヘリなどによる搬入総数は年間約6,000件で、救急科が担当する一般救急・外傷等は約4,000件です。このうち、重症症例として｢病院外心肺停止｣（循環器内科等と併診）と｢重度外傷｣（外科・脳神経外科・整形外科・形成外科等と併診）がそれぞれ約200件と多く、その他｢敗血症｣（内科と併診）、｢薬物中毒｣（主として自損による過量内服で精神科と併診）、｢環境障害｣（体温異常：熱中症・低体温）などの診療を主体に行なっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 - ４あり 定義副傷病なし 94 3.35 4.18 0.00 61.36
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　 腹腔鏡によるもの等 75 6.81 6.00 0.00 44.31
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 72 9.74 9.23 0.00 44.69
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等2なし 53 3.17 2.96 0.00 41.21
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 48 9.15 9.34 0.00 33.60
当院はNICUのない周産期病院の位置づけのため、産科疾患に比べ婦人科疾患がやや多い傾向があります。姫路市の産婦人科のある総合病院（姫路赤十字病院、姫路聖マリア病院、当院）の中で、婦人科悪性疾患を積極的に受け入れている病院は、姫路赤十字病院と当院の2つです。その医療情勢を反映して婦人科悪性疾患が年々増加しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上） 手術なし 手術・処置等2なし 88 6.31 6.13 4.55 0.00
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 87 1.01 2.09 0.00 2.30
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 48 5.02 5.89 0.00 2.02
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等2なし 41 2.93 3.64 0.00 2.68
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 29 4.90 6.05 0.00 3.24
新生児に関わるDPCコードが上位となっている。ハイリスク妊婦を扱うことが多い広畑病院からの継続した医療であるため1位となっている。次いで食物アレルギーではあるが、主に食物負荷試験の日帰り入院である。小児疾患としては気道感染症・熱性けいれん・気管支喘息である。両親の共働きに寄り添って希望がなければ入院を避け可能な限り外来治療を行っているためそこまで多くはないが、今年度に入り絶対数が増加しているため今後は上位１～３位を占めるものと予想している。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 50 14 16 33 56 11 1 8
大腸癌 49 57 73 43 16 25 1 8
乳癌 46 58 18 - - - 1 8
肺癌 54 17 43 99 - 51 1 8
肝癌 - 17 - 14 - 41 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
5大癌（胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌）の患者さんを、初発のStage別と再発に分けて集計したものです。当院はがん診療連携拠点病院（県指定）であり、StageⅠからStageⅣのがん患者さんの診療を様々な診療科で行っています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 12 8.83 52.08
中等症 62 13.11 75.34
重症 26 14.81 77.31
超重症 - - -
不明 - - -
成人の市中肺炎の患者さんについて重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。市中肺炎とは、成人が普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことで重症度は成人市中肺炎診療ガイドライン（日本呼吸器学会）の重症度分類システム（A-DROP）にて分類しています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 446 17.75 75.78 50.22
その他 46 16.26 76.26 41.30
発症3日以内の急性期脳梗塞の患者さんが全体の91％を占めています。当院では脳卒中ホットラインが設置され、24時間365日救急医療体制での患者さんの受入れを行っており、脳神経内科医と脳神経外科医が連携して治療を行います。脳梗塞超急性期に対して血栓溶解療法（t-PA静注療法）や血管内治療（機械的血栓回収術）を行う体制を整えています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 467 1.78 3.03 0.43 67.14
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 115 4.17 4.70 0.87 70.59
K5461 経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの 93 0.03 18.56 6.45 69.10
K5463 経皮的冠動脈形成術　その他のもの 85 2.85 4.29 3.53 70.93
K5481 経皮的冠動脈形成術（特殊カテーテルによるもの）　高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの 83 3.51 3.87 1.20 74.07
当科では冠動脈ステント治療が適していない症例については、以前より冠動脈形成術（薬剤溶出性バルーン）で対応しています。他院からこの目的で治療の依頼を受けることもあります。その他、DCAやロータブレータといった特殊なカテーテルを使用した治療の経験も豊富です。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 146 1.72 10.00 4.79 75.87
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 83 1.42 6.48 0.00 73.88
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの） 81 2.14 7.38 6.17 70.35
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ENBD） 65 1.83 6.45 4.62 71.06
K654 内視鏡的消化管止血術 61 1.00 9.08 13.11 74.02
巨大結石や消化管再建術後症例を含めた胆道・膵管結石、膵胆道腫瘍に対する精密診断、ドレナージを中心としたERCP関連手技、EUS(超音波内視鏡)関連手技、また消化管腫瘍に対するESD、粘膜下腫瘍に対する外科医とコラボレーションした治療であるLECSなども積極的に実施しています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 45 4.87 6.29 11.11 67.47
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 13 8.31 19.54 0.00 72.69
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回） - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
内シャント造設術やシャント拡張術は他院からの紹介も受けています。2023年から腹膜透析も開始、カテーテル腹腔内留置術・透析導入も増加しつつあります。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
膠原病リウマチ内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 10 9.60 16.30 20.00 75.80
K6072 血管結紮術　その他のもの - - - - -
K066-21 関節鏡下関節滑膜切除術 - - - - -
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
膠原病リウマチ内科分野の疾患では様々な除外診断をした上で診断を確定します。このために臓器病変の精査をしている際に悪性腫瘍があり対応してもらっていることがあります。
また、診断のために組織生検をして診断することもありますので、記載の手術内容になっています。
重要なこととしては、他科との連携を強くさせていただき患者様の診断・治療を全力で行っています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
消化器外科・総合外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 197 1.90 4.96 2.03 63.69
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 105 3.78 11.43 6.67 73.40
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 81 1.14 3.56 0.00 71.40
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 35 1.17 3.09 5.71 73.46
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 24 0.42 3.75 0.00 49.38
当科の手術で最も多い手術は腹腔鏡下胆嚢摘出術で、上位５術式のうち４術式が腹腔鏡手術となっています。当院の特徴に、心臓血管疾患や脳血管障害等の背景疾患を持たれて、抗血小板薬や抗凝固薬を内服されている患者さんが非常に多いのですが、他の多くの診療科サポートのもと周術期管理を行い、多くの手術が鏡視下で安全に行われています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ﾛ ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） 74 2.47 10.66 6.76 81.27
K5606 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの） 51 1.84 18.12 3.92 72.43
K5612ｲ ステントグラフト内挿術（胸部大動脈） 37 2.62 12.84 16.22 73.76
K5551 弁置換術　１弁のもの 36 4.78 22.75 11.11 72.11
K6082 動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの） 25 1.60 18.84 28.00 77.08
循環器内科と密な連携をとり、外科治療あるいは内科的治療の双方のメリットとデメリットを考慮し治療（ハートチーム）します。また、心臓手術では人工心肺を用いない方法での冠動脈バイパス術や胸部ステントグラフト内挿術、大動脈弁/僧帽弁の弁形成（MICS、自己弁温存術式）を積極的に行ない、安全かつ低侵襲な手術を心がけています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 79 0.38 10.33 17.72 79.35
K178-4 経皮的脳血栓回収術 71 0.20 21.28 74.65 78.51
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 36 1.50 7.67 5.56 76.78
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 22 2.95 22.00 31.82 64.09
K1781 脳血管内手術　1箇所 22 1.09 17.73 18.18 67.41
脳血管障害、脳腫瘍、外傷、機能的疾患、小児疾患など、ほぼ全ての脳外科領域に、高度専門医療として対応しています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 58 1.00 5.60 0.00 57.60
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの 20 1.40 7.25 0.00 58.75
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 19 1.00 2.74 0.00 59.05
K4741 乳腺腫瘍摘出術　長径５cm未満 - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。） - - - - -
主に乳癌の手術を行っており、自家組織を用いた乳房同時再建も選択される機会が増えています。
良性腫瘍の手術も行っています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの） 44 1.64 7.43 2.27 74.14
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 24 3.42 3.79 0.00 40.96
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 14 2.14 3.50 0.00 74.64
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除） - - - - -
他臓器合併切除、気管支形成、及び血管形成等の手術以外はほぼ胸腔鏡下に手術を行っている。結果、術後在院日数の短縮につながっている。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 169 1.42 18.17 54.44 73.20
K0821 人工関節置換術 157 1.36 18.71 26.11 72.59
K0462 骨折観血的手術 131 1.76 11.60 24.43 59.14
K0483 骨内異物（挿入物を含む。）除去術 77 0.99 1.45 0.00 42.60
K0811 人工骨頭挿入術 70 1.91 22.03 82.86 81.23
人工関節部門では、人工膝関節置換術での膝の靭帯バランスに注力し、関節の適切な安定性とアソビを与える事で術後の患者満足度の向上を目指しています。また、人工股関節置換術はナビゲーションの使用により、より精度の高い手術を行っております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K084 四肢切断術 28 7.29 30.93 75.00 72.93
K333 鼻骨骨折整復固定術 18 1.50 3.17 0.00 33.06
K2191 眼瞼下垂症手術　眼瞼挙筋前転法 17 0.06 1.82 0.00 65.53
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径2cm未満 10 1.00 1.00 0.00 6.60
K0171 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)　乳房再建術の場合 10 1.50 17.60 0.00 53.20
頭蓋顔面外傷では受傷後まもない骨折や軟部組織損傷だけでなく、過去に受傷され変形治癒した顔面骨骨折の修正手術も行います。また、口唇裂・口蓋裂などの生まれつきの変形や機能障害の治療、再建外科領域では、乳癌手術後の乳房再建、顔面神経麻痺の再建、頭頚部癌切除の再建手術を行っています。乳房再建に際しては患者さんの希望に応じて、下腹部や大腿などの自家組織だけでなく、人工乳房による再建手術も行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K424 頬悪性腫瘍手術 17 1.00 2.76 0.00 79.18
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 16 1.00 4.38 6.25 77.63
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径2cm未満 - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部） 長径2cm以上4cm未満 - - - - -
K013-22 全層植皮術　25c㎡以上100c㎡未満 - - - - -
当科では幅広い良性・悪性腫瘍の切除術及びそれを再建するための植皮術あるいは皮弁作成術を行っています。また多岐にわたる感染症による創傷についてもデブリートマントを始めとした手術も積極的に行っています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用） 119 1.31 5.50 0.84 75.21
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 58 1.00 1.24 0.00 71.40
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 46 0.96 10.28 0.00 70.20
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 40 1.20 3.80 0.00 66.93
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 32 0.88 1.34 0.00 59.53
当科では泌尿器悪性疾患だけでなく、前立腺肥大症、尿路結石症等の良性疾患に至るまで、幅広く治療を行っています。特に手術用ロボットを用いた前立腺癌手術、膀胱癌あるいは尿路結石に対する経尿道手術などに取り組んでいます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他） 484 0.49 2.32 0.00 74.63
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの 58 0.76 5.83 0.00 64.45
K2682ｲ 緑内障手術　流出路再建術　眼内法 33 0.61 3.79 0.00 71.18
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術　その他のもの 20 0.70 2.65 0.00 68.45
K2683 緑内障手術　濾過手術 18 0.67 8.89 0.00 79.50
当院では眼科疾患全般に対応しています。入院加療を必要とする重症眼疾患の治療、白内障手術、網膜剥離・黄斑上膜・黄斑円孔・硝子体出血などの網膜硝子体疾患に対して小切開硝子体手術、緑内障に対して薬物治療や手術加療を行っています。また翼状片や涙道疾患手術加療も行っています。
耳鼻咽喉科頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型（汎副鼻腔手術） 45 0.98 3.71 0.00 55.13
K3772 口蓋扁桃摘出術 39 1.00 7.46 0.00 29.54
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 22 0.05 5.32 0.00 37.45
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 21 0.95 4.57 0.00 58.29
K319-21 経外耳道的内視鏡下鼓室形成術　上鼓室開放を伴わないもの 16 1.00 2.06 0.00 57.63
当院では、耳鼻咽喉領域の良性疾患に対する手術（副鼻腔手術、耳科手術、咽頭手術）を多く行っています。
耳科手術は、中耳サージセンターを開設しています。
放射線診断・IVR科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 128 0.88 3.20 3.13 77.66
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 24 0.00 1.00 0.00 58.42
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） その他のもの 17 0.65 6.94 0.00 74.88
K6112 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 - - - - -
K613 腎血管性高血圧症手術（経皮的腎血管拡張術） - - - - -
当科の主要手術件数もDPCコードと同様四肢の血管拡張術・血栓除去術が最も多いです。次いで多いのが血管塞栓術で、大半が内臓動脈瘤に対する塞栓術を占めています。内臓動脈瘤のみならず件数は多くはないですが肺や腹部臓器の動静脈瘻の塞栓術、嚢胞腎の腎動脈塞栓術なども行っています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6151 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） 止血術 14 0.43 42.71 71.43 65.71
K0463 骨折観血的手術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） その他のもの - - - - -
K0462 骨折観血的手術 - - - - -
救命救急センターに搬送される症例のうち、緊急の手術・処置を要する場合は、救急科が各専門診療科と協働して行うことが多いです。主なものとして、外傷や内因性疾患による出血性ショックに対する血管塞栓術（TAE、放射線科）、骨盤骨折や四肢開放骨折に対する一時的創外固定術（整形外科）、病院外心肺停止に対する経皮的心肺補助法（循環器内科）などがあります。また、救急科がEICU管理を行なっている都合上、比較的長期間の人工呼吸療法を要する症例に対する気管切開術を施行しています。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの） 86 0.93 4.91 0.00 44.37
K877 子宮全摘術 74 1.00 8.11 0.00 48.99
K867 子宮頸部（腟部）切除術 51 0.98 1.20 0.00 41.10
K8982 帝王切開術　選択帝王切開 39 2.21 6.82 0.00 33.87
K8981 帝王切開術　緊急帝王切開 33 3.00 6.94 0.00 31.55
近年の腹腔鏡手術の進歩により、腹腔鏡下付属器腫瘍手術、腹腔鏡下子宮摘出術の症例が増加しています。当院はNICUのない周産期病院の位置づけで、多くの内科疾患、精神疾患などのハイリスク妊婦を受け入れています。そのため選択・緊急帝王切開術が増加傾向にあります。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 30 0.20
異なる 12 0.11
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 62 0.39
異なる 17 0.14
DPCの医療資源を最も投入した傷病名について、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、入院の契機となった傷病名との同一性の有無を区別して患者数と発生率を示したものです。

※患者数が10未満の項目については「-」（ハイフン）を記載しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数（分母）		 分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数（分子）		 リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
2,331 2,026 86.92%
リスクレベルが、｢中｣以上の手術は、｢肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン（2017年改訂版）｣（日本循環器学会等）に準じて抽出しています。
血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数（分母） 血液培養オーダーが１日に
２件以上ある日数（分子）		 血液培養２セット実施率
3,851 3,316 86.11%
血液培養検査は血液中の菌の存在を確認するために行われる検査です。血液培養の感度は必ずしも高くなく、汚染菌との鑑別が重要であることから、2回の検査を行うことが望ましいとされています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数（分母）		 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数（分子）		 広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,081 965 89.27%
広域スペクトル抗菌薬は、広い範囲の菌に効果がある抗菌薬です。
更新履歴
2024/10/1更新