こんにちは。今回ブログを担当いたします、リエゾンナースの巽真希子です。
リエゾンナースとは、精神科看護の専門知識を活かして、患者さん・家族・医療スタッフの「こころのケア」を担う看護師のことです。「リエゾン(liaison)」はフランス語で「橋渡し」「連携」という意味です。
私はそれぞれの患者さんの、その人らしい目標に寄り添える看護がしたいと思い、精神看護専門看護師を目指しました。昨年認定を取ったばかりの専門看護師(CNS)1年生です。
現在は、「高齢者ケア・こころのサポートチーム」の一員として、先輩CNS、精神科医、公認心理師さんたちにご指導いただきながら日々活動しています。こころとからだはつながっていて、症状や困った行動の背景にはその人なりの理由や思いがあります。不安や環境の変化で眠れない方、突然の事故や想定外の診断に直面し、こころが追いつかない方も少なくありません。そうした状況にある患者さんに対して、しっかり眠れるように、前向きに治療と向き合えるように、そしてその人らしいこれからの生活を考えられるようなサポートができるように病棟スタッフの皆さんと連携しながらケアに取り組んでいます。
今後は、退院後の患者さんについて訪問看護師とフィードバックカンファレンスに取り組み、支援の質向上を目指しています。


また、キャリア支援室に所属し、師長さんや教育活動に携わる先輩看護師と協力し、研修の企画・運営などにも少しずつ関わらせていただいています。
たくさんの方たちと連携(リエゾン)しながら、患者さんに寄り添ったケアができるように私自身も成長し、頑張っていきたいです。
