はり姫看護部ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は3階のGICUについて紹介します。
GICUはGeneral Intensive Care Unitの各頭文字をとっており、日本語では「総合集中治療室」といいます。主に大手術後の患者さんや院内で急変した重症患者さんが入室します。
重症患者さんが入室するGICUでは、常に心電図モニターを含む生体監視モニターが装着されています。しかしモニターが付いているから安心ではありません。私たちICU看護師は、患者さんの異常を察知するスキルを磨かなければなりません。またその異常を察知したあとの適切な対応も非常に重要になります。
GICUでは9月末に「心停止患者さんへの急変対応を学び実践することができる」を目標に急変シミュレーションを実施しました。胸骨圧迫や除細動、気管内挿管など知識とスキルを学びました。その後、模擬事例をもとにシミュレーションを実施し、学んだ技術を実践しました。シミュレーション終了後、各技術についてリフレクションをして学びを深めました。
安心・安全の医療を提供できるよう今後も若手看護師のスキルアップを目指して、定期的に急変シミュレーションを実施していきたいと思います。