基本理念
基本理念
患者さんを大切にし、
地域から信頼される
看護を提供します
しなやかに 進化する
兵庫県立はりま姫路総合医療センター(愛称:はり姫)は、播磨姫路圏域(中・西播磨)の救急医療の充実、高度専門・急性期医療の拡充、医療人材育成を期待され2022年5月に誕生し、開院3年目を迎えました。
はり姫の理念は、『患者さんを大切にし、「和」と「愛」をもって、人を幸せにするために、安心で信頼される最良の医療を提供します』です。また、はり姫の4つのミッションは、「高度専門・急性期医療の提供」「救急医療の充実」「医療人材の育成」「大学等と連携した臨床研究の推進」です。
看護部のコンセプトは「しなやかに 進化する」です。しなやかに進化するとは、「粘り強く折れない心や芯の強さをもち、現状に満足せず常に成長していくこと」です。はり姫の看護部は、このコンセプトのように「学び続ける向上心や最後までやり抜く責任感」があり、体力や精神面のタフさを持ち合わせた人材を求めています。
開院3年目を迎え、はり姫の看護部は「看護の質向上」を目指し、しなやかに進化し続けます。
看護師は患者さんの一番近くにいる医療従事者として、患者さん、ご家族から「はり姫でよかった」「はり姫なら安心」「やっぱりはり姫」という感謝の言葉や笑顔をいただくことで、やりがいや達成感を得て、看護師も笑顔になれるよう『いきいきと働き続けられる看護部(職場)』を目指します。
看護部長 西田 真由美
Feature01高度専門・急性期医療の
地域の拠点
はりま姫路総合医療センターは、約83万人の播磨姫路圏域の住民の方々が安心して生活が送れるように総合的な診療機能を活かし高度専門・急性期医療を担います。ハイブリットER(アンギオとCTを組み合わせた装置)を設置し、交通外傷など重篤な状態で搬送された患者の救命処置を行います。その他、ロボット手術、内視鏡手術、経皮的カテーテル治療などがんや大血管領域において専門性の高い低侵襲治療を多職種が連携して治療にあたります。現場で働く看護師は、ラダー別の教育プログラムで学び、自己研鑽を積み、専門的知識は勿論のこと、コミュニケーション能力やマネジメント能力を養い、チーム医療を推進する中心的な役割を担っています。6分野7名の専門看護師、12分野19名の認定看護師及び、循環器疾患や外因性疾患を強みとするスぺシャリストなど専門的知識、技術をもった職員が「患者の命を救う」を第1に考え質の高い看護実践能力を発揮します。
Feature02働きやすい職場環境
看護体制はPNS(パートナーシップ ナーシング システム)です。看護師2人がペアとなって受け持ち患者の看護を提供しています。コミュニケーションを密に取り相談しながら看護を実践するので、安心して働くことが出来ます。さらに、パートナーシップに必要な3要素「尊重」「信頼」「慮る(おもんばかる)」の醸成にも力を入れ、お互いの価値観を認め、思いやり、助け合って看護をしています。また、WLB(ワークライフバランス)を考慮し、院外研修など自己研鑽の支援、多様な働き方、職員のやりがいを大切にしています。そして、看護師一人一人が誇りを持って看護を実践できる職場を目指しています。
Feature03チーム医療を推進
はりま姫路総合医療センターの看護部の基本方針の中に「看護の専門性を発揮し、チーム医療を推進します」と掲げています。例えば、褥瘡対策チームでは、医師、薬剤師、栄養士、看護師等がチームを組んで患者のベッドサイドに行き、褥瘡など創傷に関する問題点を共有し、薬剤の選択や食事内容、形態についての提案など意見を交わし、個別性のある治療を計画し進めていきます。看護師はその計画を日々の看護ケアの中で効率的にきめ細やかに実践し評価していきます。チーム医療で重要なことは、チームの目標を明確にして、チーム一丸となって取り組むことです。その中で看護師は患者に一番近い存在として、関連職種と連携して情報共有をし、チームメンバーをつなぐ架け橋としての役割を担います。良好なコミュニケーションの中で情報共有を図り、患者の状態の変化に直ぐに対応できることが大切です。新病院でもその人らしい生活が実現できるように、チーム医療を推進します。
Feature04医療系大学・研究機関との
共同研究を推進
敷地内には教育研修棟があり、兵庫県立大学の先端医療工学研究所や、獨協学園の研究機関が設置されています。医療現場の実態に即した教育・研修プログラムの策定や体制の構築、共同研究を推進し、優秀な人材を育成し、地域医療の質の向上に寄与します。さらに播磨地域の医療従事者が集まるリーディングホスピタルを目指します。
勤務体制 | 3交代制:8時30分~17時15分 16時~0時45分 0時15分~9時 2交代制:8時30分~17時15分 16時~9時30分(仮眠有) |
---|---|
看護方式 | PNS(パートナーシップナーシングシステム) |
Point 01看護師宿舎
看護師宿舎は希望により入居できます。看護師宿舎の利点として、特に遠方から来られる方にとっては、ご両親の不安解消やホームシックの解消などがあります。また、他部署の同期や先輩とも仲良くなることができ、いろいろな悩みを相談できます。
なお、看護師宿舎に入らず、賃貸住宅に入居する場合は、家賃に応じて最大28,000円までの住居手当が支給されます。看護師宿舎の家賃は、10,000円程度です。
Point 02子育て支援
子育て中の看護師にも優しい保育施設があります。
院内保育所があるのは次の施設となります。
県立尼崎総合医療センター(24時間)、県立西宮病院、県立加古川医療センター、県立はりま姫路総合医療センター、県立丹波医療センター、県立淡路医療センター、県立ひょうごこころの医療センター、県立こども病院、県立がんセンター
Point 03日勤・夜勤のユニフォーム
「はり姫」では、日勤スタッフ・夜勤スタッフがひと目で区別できるよう、日勤と夜勤でユニフォームが異なります。
日勤は紺、夜勤は白を基調としたユニフォームです。