「自分でトイレに行きたい!」と思う事は人として当たり前の欲求です。
自立排泄を手段に在宅復帰、社会復帰を果たすこと、その人の生活を取り戻すことに繋がります。
排尿に関するトラブルとして、尿失禁・頻尿・残尿・尿閉などの対処方法を、病棟スタッフと一緒に考え、満足して退院してもらうように支援しているのが排尿ケアチーム部会です。医師・看護師・薬剤師・セラピストでチームを組み、患者さん一人一人に合わせたケアを検討し、病棟スタッフと連携してケアの提供を行っています。
急性期病院の短い在院日数の中で劇的な改善を図る事は難しいですが、尿路感染症予防や患者自身が自立して排泄行動が行えるよう、毎週1回ですが回診に伺いチーム活動を行っています。
残尿測定の推進や自己導尿指導方法のマニュアルなどの普及にもリンクナースを通して努めています。