※姫路市にある家島諸島では、地域医療の中で、家島診療所・ぼうぜ医院にて研修させていただいています。地域医療支援の一環として家島で診療に当たっている製鉄記念広畑病院理事長の橘より、家島診療所の紹介をさせていただきます。
月に1-2回、不定期で家島診療所に診療に行っています。
診療所は家島本島の湾の最深部に位置し、田畑先生、看護師3人、事務職員4人、で家島島民2400人の健康をまもっておられます。
家島でもやはり高齢化がすすんでおり、患者さんの平均年齢は多分70歳代後半ではないでしょうか。慢性疾患を中心に診療されていますが、必要に応じて市内の病院との緊密な連携もしておられます。
家島では、田畑先生のお人柄、看護師の優しいサポート、島の住民(患者さん)の純朴さで、研修医は「大事にされている」と感じながら研修ができています。
島民の純朴さと表現しましたが、かつて淡路島赴任中も同じような感覚をもったことがあり、島に残っている共存社会の暖かさでしょうか。
■診療所は湾に面しており、診療所の前に救急艇が繋留されています。救急艇をバックにした田畑先生、看護師です。