TeamSTEPPSは医療チームとして協働するためのツールであり、チーム・組織で医療を行っていく上での心構えをルール化し、共通言語としたものです。製鉄記念広畑病院では、2018年度にTeamSTEPPS推進チーム会を立ち上げ、病院一丸となってTeamSTEPPSに取り組んでいます。当初は、聞きなれない言葉に戸惑いましたが、今ではチェックバックやSBAR、ブリーフィング、ハンドオフといった言葉が日常的に聞かれるようになっています。
今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大により集合研修は行えませんでしたが、それぞれの部門・部署で、日々、医療チームとしての質を向上させるべく、チーム会メンバー看護部安全委員会メンバーを中心に活動しました。一つは、院内全体でチェックバックをしっかり行うこと、あと一つは、それぞれの部署で必要なスキル(クロスモニタリングやSBAR、ハンドオフ、ブリーフィング等)を選び、意識して活用することを課題にしました。作成したポスターを目立つ所に貼ってスタッフに意識付けを行い、電話の所にSBARに沿っての報告ツールを表示したり、事例を使ってロールプレイを行うなど、いろいろな方法で取り組みました。スタッフからは、「チェックバックをして、間違いを防げた。」「医師への報告がうまく出来た」「困った時に応援を依頼しやすくなった」等の意見も聞かれています。
TeamSTEPPS推進チーム会で作成したチェックバックのポスターです
新病院は、製鉄記念広畑病院と姫路循環器病センターが統合し、より大きな組織に生まれ変わります。新しい組織、新しい医療チームの中で協働するため、今後もTeamSTEPPSに取り組んで行きたいと思います。