新病院で対応可能な補助循環法は、大動脈バルーンパンピング(IABP)、体外式膜型人工肺(VA-ECMO、VV-ECMO、Central-ECMO)、補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)です。
IABPは心臓機能が低下し圧補助をおこなうことで改善が得られるようなショックを伴わない重症心不全病態に使用します。ECMOは心臓と肺を代行する装置で、心肺蘇生や生命維持が困難な重症心不全や呼吸不全に使用します。IMPELLAは2017年に承認された比較的新しい補助循環法であり、学会認定を受けた施設に限り使用されており、心原性ショック等による薬物療法抵抗性の急性心不全に対して適応されます。
加えて、植込み型補助人工心臓管理認定施設であり、外来で点検管理をしています。