こんにちは。初期研修医1年目です。
先日、「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会」を受講しましたので、その様子をレポートします。
緩和ケアは、人生の最終段階だけに行うものではなく、診断された時から患者さんの身体的・精神心理的・社会的な苦痛に寄り添い、その人らしい生活を支えるために行われます。
今回の研修会では、緩和ケアの基本的な考え方や実践方法に加え、患者さんとのコミュニケーションについて、講義やグループワーク、ロールプレイを通して実践的に学びました。

研修には、当院の研修医だけでなく、他院からもさまざまな職種の医療従事者が参加しました。講師の先生方にご指導いただきながら、ロールプレイでは参加者が患者役や医師役など、さまざまな立場を経験し、病状や治療方針を伝える場面を想定して実践しました。それぞれの立場を体験することで、医療者側からだけでは気づきにくい患者さんの思いや不安について考える機会となりました。

また、ロールプレイの後には参加者同士で意見や感想を伝え合い、良かった点や改善点について互いにフィードバックを行いました。実際に体験し、他者の視点から振り返ることで、患者さんとのコミュニケーションについてより具体的に考えることができました。
今回の研修を通して、緩和ケアでは身体的な苦痛だけでなく、患者さんが抱える不安や悩みに耳を傾け、その人が大切にしていることを知ろうとする姿勢が重要であると改めて感じました。
初期研修医として、今後さまざまな診療科で多くの患者さんと関わる中で、今回学んだ知識や患者さんの立場に立って考える姿勢を日々の診療に活かし、一人ひとりに寄り添った医療を提供できるよう精進していきたいと思います。
