先輩の声

初期臨床研修医座談会

~ はり姫で、臨床研修医として働く ~
はり姫で臨床研修医として働く3人の先生に、はり姫を選んだきっかけや、
はり姫で働いてみての感想や生活環境、目指している医師像など、お話を聞きました。
はり姫を選んだきっかけや、将来の志望科もそれぞれ違う、3人の先生。どんな座談会になるでしょうか?

※参加者プロフィール、内容等は取材当時(2024年1月時点)のものです。

参加者プロフィール

  • K先生
    研修医2年目。志望科が決まっておらず、
    色んな科がある病院を探していた。
  • M先生
    研修医2年目。当時の志望科が大きいはり姫に
    来たが、色んな科を回るうちに迷うように。
  • T先生
    研修医1年目。救急に興味があり、
    三次救急の経験できるはり姫へ。

30を超える診療科で様々なことを学べる。

ー はり姫を選んだきっかけや理由を教えてください。

(K先生)僕は、はり姫の前身の製鉄記念広畑病院の先生から、「今度新しく、そして大きくなるよ。色んな診療科もあって、様々なことを学べるから、良いと思いますよ」と話しを聞いたことがきっかけです。志望科も決まってなかったので、大きくて、色んな診療科がある病院を選びたいなと考えていたので、自分の希望通りの病院があると思いました。

(T先生)私も、志望科が決まっていなかったので、診療科の数がたくさんある病院で探していました。あと、救急に結構興味があったので、研修医のうちから三次救急をやれる病院と聞いて、はり姫を選びました。

(M先生)自分は、当時循環器内科を志望していたので、循環器内科の大きい病院を探していました。はり姫が新しくできると聞き、「ここやなぁ」と思いました。

正しい道しるべを教えてもらう

ー 実際にはり姫で研修して、思った通りの学びはできていますか?

(K先生)1ヶ月ごとにローテーションできるので、色んな診療科を見られたのかなと思います。

(T先生)私は、まだ一年目でローテーションした診療科の数が多くはないんですが、他科にコンサルテーションを出すときに、たくさん科があることで勉強できることが多いなあという感覚があります。

(K先生)はり姫は大きく、診療科が多いので、大学のような希少な疾患を経験できます。他の病院に行った友達からも、「なんかいいな」と言われます。

(T先生)私は手厚さを求めてはり姫に来ましたが、自分で主治医として患者さんをたくさん受け持って、病棟を回したいという人にとっては、ちょっと物足りないかもしれません。

(K先生)病院の規模は大きいし、先生の数も豊富です。全体のイメージとして、はり姫には道を示してくれる先生がたくさんいらっしゃいます。こういうふうに進めていくんだという模範解答を、そばで見させてもらえるので、すごい勉強になると思います。

(M先生)手厚い環境でよかったなと思います。何をしたらいいか分からない状態で、何も分からないままに進めたら、とんでもないことになってしまいます。上の先生にしっかり見ていただいて、道しるべを見せてもらいながら、自分もちょっとずつ成長していけたらなと。今後は自分が返せるようにというのを目標に、やっていきたいと思います。

今でも救急副直に緊張するけど、少しずつできることが増えてきた

ー 研修医は救命救急センターで副直をします。副直については、いかがですか。

(K先生)想定よりも外傷が多いと思います。救急の道に進みたい、腹部外科とか外傷外科に進みたい方には、特にお勧めだと思います。

(M先生)内科を志望したので、最初は外傷には及び腰でしたが、最近は慣れてきました。外傷が来たら、「見よか」という意識になります。

(T先生)私は、三次救急を見たくてはり姫に来ました。はり姫にはハイブリッドERがあります。全国でも設置されている病院は少ないですが、その中で研修医が初期対応に参加できるのは、価値のあることかなと思っています。あと、救急科以外に、内科の先生方がされている内科当直、脳神経系の先生方がされている脳血管系の当直、循環器の先生が受けている循環器の当直等、診療科別にはっきり分かれています。疼痛があるとか、胸痛があるとか、頭痛があるという主訴の方は、最初からその科に振り分けられることがほとんどです。研修医でも、脳神経内科をローテーションしている時は脳血管系の副直、循環器内科をローテーションしている時は循環器内科の副直に入ります。

ー 最初のころは、副直に入るときにドキドキされませんでしたか?

(K先生)今でも緊張はします。ちょっと。ただ、流れはずっと見させてもらっているので、次はどうしたらいいか考えて、アセスメント・方針・プランを立てられるようになってきました。例えば、2~3人同時に患者さんが来たときは、医師・研修医が分かれて対応します。初めは僕が中心になって診療する想定ができませんでした。今では、自分で考えて、検査を入れて、ある程度プランを決めて、他の患者さんを診ている先生に「今はこういう状態で、次こうしたいんですけど、どうですか」とお伺いを立てられるようになってきました。

(T先生)救急で診る症例は、基本的に救急車で来た症例です。ある程度重症で、いわゆる2~3次の症例を、上の先生方と一緒に見ることがほとんどです。1~2次を中心に経験している友人とは、救急のときに考えることや、テンポ感がちょっと違うのかなと感じることがあります。

研修医同士でご飯を食べに行くなど、充実した休日

ー ワークライフバランスはいかがでしょうか。

(T先生)ワークライフバランスは、すごく取りやすいと思います。有給休暇を取りたいと先生方に言ったら、「取り取り」とちゃんと取らせてくださいます。当直に関しても、同期も2年目の先生方もある程度人数がいるので、この日ちょっと都合悪いなとか体調悪いなというときは、すぐ交代ができます。

(M先生)有休以外の他の休暇も手厚いので、非常にいいと思います。

ー 姫路の住み心地はいかがでしょうか。

(M先生)大阪で働いている友達が多いのでちょっと寂しいですが、電車一本ですぐ遊びにいけます。

(K先生)姫路までの帰りの終電時間が早いのがちょっと難点かも。この前梅田でご飯を食べたんですが、夜中12時に帰ろうとしても電車がなくて、始発の5時半ぐらいまでずっと街を歩きました。

(T先生)はり姫は、駅が割と近いですし、姫路駅は新幹線が通っているので、東京とかも行きやすいです。そんなに不便さを感じたことはないです。

ー 研修医同士でご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりされていますか。

(T先生)1年目は、お酒好きが多いこともあり、飲み会が多いです。飲み会以外でもカフェに行ったり、皆でドライブに行ったりしています。ゴルフ部みたいなのもあって、いろいろ同期と遊ぶことが多いです。

(K先生)公舎に入っていますが、僕が住んでるところは、病院の移転とほぼ同時に完成したので、新築でめちゃくちゃ広く、満足しています。

(T先生)私が住んでいるところも新築のマンションで、病院もすごく近いです。比較的駅の方にも近いので、立地としてもかなりいいかなと思います。あと、同期が近くに住んでいるのがすごくありがたいです。部屋を行き来して遊んだり、体調が良くない時に差し入れしてもらったりしています。ちょっと分からないことや困ってることも相談しやすいので、すごく心強いですね。

診療科選択のきっかけは、診療科の雰囲気、尊敬できる先生。

ー 最後に、志望診療科について教えてください。

(K先生)糖尿病・内分泌内科に進もうと考えています。糖尿病・内分泌内科をローテーションした時に、本当にいい先生ばっかりで、優しく、良くしていただきました。そこで診療科の雰囲気いいなと考えたのが一つですね。あと、神戸大学の医局も見学させていただいて、親身に聞いてくださる先生がたくさんいたので、そういう環境で内科医として学んでいきたいな、これから一緒に働いていきたいなと思いました。

(M先生)最初は循環器内科志望だったんですが、色んな診療科があるので、ローテしてみると、この科いいな、この科いいなと、志望科がどんどん揺らいでしまいました。そんな時に腎臓内科を回ってみると、すごく働いている先生がいて、こんな働き方があるんだと感心しました。自分もこう働きたいと思い、腎臓内科を選んだ次第です。

(T先生)私は、小児救急を考えています。はり姫の小児は発展途上で、小児救急を広げているところですが、救急科にはこども病院から救急の勉強に来られている先生がおられて話を聞くことができました。小児救急に対応している病院は少ないですが、はり姫のプログラムでは2年目に兵庫県立病院から選択することができるので、他病院の小児救急に希望を出してローテーションしてみようと考えています。はり姫の小児科の先生方はとっても良い先生ばっかりで、色んなことをさせていただきました。他の科の先生への接し方とか、患者さんとご家族さんへの接し方がすごく良い先生方ばかりで、その先生方の姿を見て、こういう先生になりたいなあと思ったのも志望科を決めた理由の一つです。

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