当院の透析室は外来患者さんの維持透析及び、検査・手術目的の入院患者さんの透析治療を行っており、白血球除去療法、LDL吸着療法、腹水濃縮濾過再静注療法などの、特殊血液浄化も積極的に取り入れQOLの向上に取り組んでいます。
腎臓内科医師を中心に看護師、臨床工学技士が透析治療を行ない、栄養士が食事面をサポートして、病院から家庭におけるまで広く且つ、きめ細やかな患者管理を行える体制に力を入れています。そのため職種間や患者さんとのコミュニケーションを特に大切にしています。
患者さんとの日常会話の中で「透析やってくれとる事で自分らは生かしてもろうとるんや。感謝しとるんや。」という言葉を頂いた時は責任ある仕事だなと身が引き締まる思いです。私たちは医療を提供するだけでなく患者さんひとりひとりに寄り添い、前向きな人生の手助けとなる医療を提供したいと心がけて日々努めています。
新病院では急性期医療が中心となり良質な透析医療を提供する事は勿論ですが、今までと変わらず心の通った医療をお届けできるよう準備を進めてまいります。