内視鏡センターでは新しいスタッフが入った際、臨床工学技士がスコープの構造や取り扱いについて説明をしています。
今回はスコープの構造を理解するために使用するスケルトンスコープを紹介します。
通常のスコープ スケルトンスコープ
スケルトンスコープとは操作部・コネクタ部・蛇管部などの内部構造が見えるスコープです。
【操作部】
スコープ先端部を曲げる際に使用するワイヤーなどの動きを見ることができます。【コネクタ部】
ライトガイドや基盤などが見えるようになっています。【蛇管部】
スコープ内を通っているライトガイド・送気送水管路・吸引管路などが確認できます。湾曲ゴムを外した先端部です。
湾曲構造になっており、実際に操作部を動かし、先端内部のコマの動きを見ることができます。さらに分解した先端部です。
先端には照明レンズや対物レンズがあります。
他にも先端部には送気送水ノズルや鉗子出口があり、先端から管がつながっていることが確認できます。
内視鏡センターでは28台22種類のスコープを管理しています。
それぞれのスコープに特徴があり、患者様ごとに適したスコープを選択しています。