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スケルトンスコープ

製鉄記念広畑病院・臨床工学(内視鏡)

内視鏡センターでは新しいスタッフが入った際、臨床工学技士がスコープの構造や取り扱いについて説明をしています。
今回はスコープの構造を理解するために使用するスケルトンスコープを紹介します。

通常のスコープ          スケルトンスコープ

製鉄記念広畑病院・臨床工学(内視鏡)

スケルトンスコープとは操作部・コネクタ部・蛇管部などの内部構造が見えるスコープです。

 

【操作部】  

スコープ先端部を曲げる際に使用するワイヤーなどの動きを見ることができます。

【コネクタ部】

ライトガイドや基盤などが見えるようになっています。

【蛇管部】

スコープ内を通っているライトガイド・送気送水管路・吸引管路などが確認できます。


他にも分解した部品なども見ることができます。

湾曲ゴムを外した先端部です。

湾曲構造になっており、実際に操作部を動かし、先端内部のコマの動きを見ることができます。

さらに分解した先端部です。

先端には照明レンズや対物レンズがあります。

他にも先端部には送気送水ノズルや鉗子出口があり、先端から管がつながっていることが確認できます。

 

 

内視鏡センターでは2822種類のスコープを管理しています。

それぞれのスコープに特徴があり、患者様ごとに適したスコープを選択しています。

スコープや周辺機器に興味のある方は、ぜひ内視鏡センター臨床工学技士まで。
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