基本計画

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県立はりま姫路総合医療センター 第2次基本計画

県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編にあたって2017年2月に策定された基本計画は、策定から7年、はり姫開院から約2年が経過していることから、はり姫の現状や播磨姫路医療圏域の医療ニーズなどを踏まえ、今後5~7年後の近い将来を見据えて見直しを行う。

なお、見直しについては、下記のとおり当初の基本計画における「Ⅰ 全体計画のうち5 診療機能等」の記載とし、これを第2次基本計画とする。

2024年3月

県立はりま姫路総合医療センター 第2次基本計画

今後めざすべき診療機能等

1 5疾病への対応

(1)悪性新生物(がん)
  1. キャンサーボードを活性化し集学的治療機能を高めるとともに、高難度の病態に対する治療、低侵襲治療を積極的に導入し、国指定の地域がん診療連携拠点病院となるにふさわしい医療を提供する。
  2. 腫瘍センターの機能を強化し専門医療から遺伝カウンセリングの実施を伴うコンパニオン診断としての遺伝子解析や遺伝子治療、患者相談・支援までの幅広い機能を提供する。
  3. 県立粒子線医療センターとの連携による粒子線外来の設置など、高度先進的ながん医療ネットワークを形成する。
  4. 在宅での医療も視野に入れた緩和ケア医療を提供する。
  5. 担がん患者において心血管系や脳循環等に対する影響などで発生する循環器疾患に対して、腫瘍循環器学・腫瘍脳卒中学の専門的な知識と経験を生かした専門的治療を行う。
(2)脳卒中
  1. 脳卒中・循環器病対策基本法に沿って、脳卒中センターの機能を強化し、血管内治療や外科治療、先端医療等の総合的な診療機能を提供し、包括的な脳卒中センターとしての機能を果たすことができるように整備を進める。
  2. 脳卒中ホットラインの機能を強化し、より利用しやすい24時間365日対応が可能となる高度で専門的な脳卒中対応機能を整備する。
  3. 早期機能回復に有効な集中治療領域でのリハビリテーション機能を強化する。さらに、地域全体の脳卒中診療の質的向上を図るとともに地域ネットワークのハブ的医療機関となることを目指す。
  4. 脳卒中相談窓口の整備を通じて、患者に寄り添った脳卒中診療をさらに強化する。
(3)心筋梗塞等の心血管疾患
  1. 脳卒中・循環器病対策基本法に沿って、急性心筋梗塞や重症心不全、不整脈などの心血管疾患に対応するため、心臓血管センターの機能を強化し、血管内治療、外科治療、補助循環治療、循環器緩和ケアなどの総合的な診療機能を提供する。
  2. 循環器ホットラインの機能を強化し、より利用しやすい24時間365日対応が可能となる専門的な循環器疾患対応機能を整備する。
  3. 学会認定優良プログラム施設である当院での急性期の心臓リハビリテーション機能を強化するとともに、回復期から維持期におけるシームレスな循環器診療ネットワークの構築に向けてハブ的医療機関となる。
(4)糖尿病
  1. 救命救急センターと連携して、糖尿病急性期合併症への迅速な対応機能をさらに強化する。
  2. 糖尿病・内分泌センターの機能を強化し、1型糖尿病、糖尿病による腎不全や閉塞性動脈硬化症(ASO)などの重症慢性合併症への多職種による総合的な対応をより充実させる。
  3. 地域のプライマリケア及び回復期・療養医療機能を担う医療機関と連携した糖尿病医療を推進し、糖尿病の早期発見と重症化や合併症の発生を予防する。
(5)精神疾患
  1. 多発外傷、急性腹症などの急性身体合併症を持つ精神疾患患者への救急対応として、救命救急センターと協力して医療を行う。
  2. 救命救急センターで医療を行った後に精神科専門医療機関での治療を受けるまでの間、必要となる精神科医療を精神科病棟で行う。
  3. 精神科専門医療機関で治療が困難な合併症を有する精神科疾患患者の医療を行う。
  4. 認知症疾患医療センターの機能を充実させ、認知症疾患の鑑別診断や専門の治療を行うとともに、地域保健医療・介護福祉関係者などへの研修を実施する。

2 6事業への対応

(1)救急医療
  1. 播磨姫路医療圏のできるだけ多くの3次救急、重症2次救急の要請に対応できるように救命救急センターの機能を強化する。
  2. 地域の医療機関、消防機関と連携をとってドクターヘリ、ドクターカーを運用したプレホスピタル活動を実施する。
  3. 播磨姫路医療圏の救急救命士の育成、研修に積極的にかかわり、圏域全体の救急医療の機能強化を目指す。
(2)周産期医療 (3)小児医療
  1. 一般的な不妊治療で対応が困難な患者の診療を専門クリニック等と連携をとりながら実施する。
  2. 播磨姫路医療圏における周産期母子医療に必要な機能を整備し、総合周産期母子医療センターを補完する地域周産期母子医療センターを目指す。
  3. 播磨姫路医療圏における小児救急医療の充実を図る。
(4)災害医療
  1. 災害拠点病院として、被災地域内の傷病者の受け入れが可能な体制をより充実させる。
  2. 災害医療派遣チーム(DMAT)による災害医療提供体制を強化する。
(5)へき地医療
  1. へき地拠点病院としての機能を維持・強化する(へき地診療所への代診医派遣、県養成医の研修・育成等)。
  2. へき地拠点病院として、DXを用いた遠隔診療技術を導入し、播磨姫路医療圏の特定中核病院などに専門的な技術支援を行う。
  3. へき地拠点病院として、播磨姫路圏域の医療機関で勤務する医療従事者の専門的な研修を支援する。
(6)新興感染症
  1. 新興感染症アウトブレイク時に、手術やカテーテル治療などの専門的な急性期医療が必要な感染患者に対して、必要な急性期医療を提供できる体制を整備する。

3 教育・研修、研究への対応

(1)教育・研修
  1. 臨床研修センターの機能を強化し、基幹型の臨床研修病院、専門医研修施設としてより充実した教育研修施設、体制を整備する。
  2. 看護師、医療技術職などの教育、研修に病院内実習を中心に積極的に関与する。さらに、育成校での専門的な講義などに関しても支援を行う。
  3. ICTを用いた遠隔カンファレンス、ライブデモを整備するなど、DX推進により医療従事者の生涯教育に積極的に関与する。
  4. 医療安全に関する教育・研修体制をより充実させ、医療圏におけるより適切な医療安全体制の確立に向けたオピニオンリーダーとなる。
(2)臨床研究
  1. 臨床研究センターの機能を強化し、質の高い臨床研究の実施をさらに支援する。
  2. 神戸大学、兵庫県立大学などの大学、研究施設と連携して研究機能をより強化する。
  3. 医療技術、医療材料、医療機器の開発に、企業と連携して積極的に関与する。
  4. 研究成果を特許として知的財産権を得るとともに、学会や論文として積極的に公表し、社会実装を後押しする。

参考

【兵庫県ホームページ】県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画
(県立はりま姫路総合医療センター(仮称)基本計画)(PDFファイル 798KB)

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