緩和ケア内科では、院内の多部門と協働して、緩和ケアセンターを整備し、緩和ケアの提供体制について院内組織基盤の強化を図っています。緩和ケアセンターでは、緩和ケア外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟、がん相談支援センターの診療・相談支援業務を統括運営しています。
2024年度の実績としては、緩和ケア外来では新規患者件数は33件、再診のべ患者数は278名でした。緩和ケア病棟への入院登録面談(レジストリ外来)は年間665件実施しております。また、来院が困難な際にはオンラインでの面談も行っております。緩和ケアチームの年間コンサルテーション件数は199件(内訳:がん患者157件、非がん患者42件)でした。緩和ケア病棟は、年間入院患者数は443名、年間退院患者数は426名でした。
私たちは、これからも播磨姫路圏域における地域緩和ケア連携拠点として、患者さん・ご家族の幸せのために貢献してまいります。
緩和ケア内科の詳細は、緩和ケアセンターのページにてご紹介しています。詳しくは緩和ケアセンターのページをご覧ください。
さかした あきひろ
坂下 明大
診療科長・緩和ケアセンター長
【専門領域】
緩和医療・呼吸器疾患
【学会専門医・認定医・その他】
日本緩和医療学会緩和医療専門医・指導医 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
「はり姫」緩和ケア内科では、播磨姫路圏域において必要とされる緩和ケアを地域医療機関の皆様とともに支えていけるように活動してまいります。がんのみならず、慢性疾患で苦痛を抱えた患者さん・ご家族に対して適切に緩和ケアが提供できるよう、「疾患を問わない緩和ケア提供モデル」を構築したいと考えております。播磨姫路圏域から新たなモデルを発信するためにも、地域医療機関の皆様とのネットワーキングは不可欠となります。お困りの際には、是非、「はり姫」緩和ケアセンターまでご相談ください。