近年、腹腔鏡、胸腔鏡およびロボット支援下手術の適応が拡大され、ロボット支援下手術を含め保険収載となった術式も年々増加傾向にあります。しかしこのような低侵襲手術は技術の習得に時間を要し、難易度も高くなります。
低侵襲であることは患者の生活の質(Quality of Life)を落とさず、社会復帰を促進させますが、同時に手術の安全性が担保されなければなりません。
低侵襲手術をセンター化することによって、当該科だけの安全管理、技術改革ではなく、診療科、職種を横断し、複数の診療科医、看護師、臨床工学技士が互いに意見を述べ合い、情報、技術、問題点を共有することが、ひいては病院全体の能力向上、安全性の確保につながると考えます。
泌尿器科 | 腎癌 前立腺癌 膀胱癌 副腎腫瘍 |
---|---|
外科、消化器外科 | 胃癌 食道癌 結腸癌 直腸癌 肝臓癌 膵臓癌 |
呼吸器外科 | 肺癌 縦隔腫瘍 |
産婦人科 | 子宮癌 |
病院オープン後間がないため、施設基準を満たすべく内視鏡手術を鋭意努力中です。