2022.5.1 | 兵庫県立はりま姫路総合医療センターが開院いたしました。
外科・消化器外科は製鉄記念広畑病院の外科の体制をそのまま引き継ぎ、消化器外科を中心に肝胆膵外科、食道胃腸外科、および外傷救急外科の3分野を担当します。また分野別で専門性を高める一方で境界領域であったり、上記分野に当てはまりにくい外科対象疾患に対してもすべて対応すべく、総合外科の分野も新設しました。
もともと製鉄記念広畑病院は、県に7か所ある県指定がん診療連携拠点病院の1つであり、国指定の地域がん診療連携拠点病院である姫路医療センターと姫路赤十字病院とともに中播磨医療圏のがんの中核病院であるとともに、三次高度救急を含む救命救急センターとしてこの播磨医療圏の救急医療にも大きな役割を果たしてきましたが、県立はりま姫路総合医療センターにおいても、この2つの診療領域は病院機能の中軸となっており、ともに今以上の役割を担うこととなります。
前者のがん治療においては各領域ごとに専門医の指導の下、ガイドラインに則った標準治療としての手術のみならず、化学療法や放射線科医、内科医とともに集学的治療にも取り組みます。
また、救急医療においても365日24時間対応すべく、夜間休日も救急科医以外に外科・消化器外科として常時外科医2人の手術対応待機体制を敷きます。
体制強化
高度専門医療の提供
総合外科の設置
酒井 哲也
診療科長
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診療科