2022.5.1 | 兵庫県立はりま姫路総合医療センターが開院いたしました。
消化器内科は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆道・膵臓に関わる多数の疾患を担当します。消化器疾患は胃潰瘍や総胆管結石などの良性疾患のみならず、各臓器に発生する悪性腫瘍も広く診察しています。
診療においては、とくに内視鏡を用いた高度な診断・治療を得意としています。通常の方法では治療困難な胆道結石、膵管結石や膵胆道腫瘍に対するERCP関連手技、EUS (超音波内視鏡)関連手技、また消化管腫瘍に対するESD、粘膜下腫瘍に対する外科医とコラボレーションした治療であるLECSなども積極的に実施しています。肝臓学会指導医も在籍しており、肝疾患に対する診断や治療も行っています。総合病院のメリットを活かし、外科や放射線科など関連診療科とも密に連携した高度な診療を実施します。
超音波内視鏡などを用いる早期診断
消化器内科では、今まで早期対応が困難であったと言われる「膵臓」疾患に対して、各種画像診断装置、とくに内視鏡を用いた早期診断、早期治療介入を行っていきます。
膵癌の高リスクとされる、IPMNを含む膵嚢胞、糖尿病、慢性膵炎などの患者様のほか、偶発的に発見された膵管拡張や膵萎縮などを有する患者様に「早期膵癌」の有無を超音波内視鏡などを用いて精査していきます。
佐貫 毅
診療科長
消化器内科はスタッフ一丸となって、多種多様な消化器疾患の診療を行っていきます。とくに内視鏡を使用した診断および治療手技を得意としていますので、ぜひ御紹介ください!!
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