脳神経内科

脳神経内科診療科・部門・センター

診療科の概要

令和4年度は脳神経内科専門医5名を含む7名態勢で診療にあたります。夜間・休日の当直は脳神経外科と交代で24時間体制で行います。

脳卒中ホットラインを設置し、脳梗塞超急性期治療として、t-PA静注療法(点滴で血栓を溶かす)と機械的血栓回収療法(カテーテルを使って血栓を取り除く)を脳神経外科と連携しながら行っています。脳梗塞発症早期よりリハビリテーションを開始し、リハビリテーション継続が必要な方には回復期病院への転院を、地域連携パスを使用した情報伝達によりスムーズに行っています。

また、救急科と連携しながら、第三次救命救急センターとして対応が求められる意識障害、痙攣、運動麻痺、呼吸不全を主症状とする神経系救急疾患(髄膜脳炎、ギランバレー症候群、重症筋無力症など)に対応しています。

さらに、神経疾患全般の総合的診療(診断・治療)を幅広く行っています。特に、今後はてんかんに対する診療を充実させます。

主要対象疾患

脳血管疾患(脳梗塞、一過性脳虚血発作)、末梢性めまい、てんかん、末梢神経障害、筋疾患、多発性硬化症、重症筋無力症、髄膜脳炎、脳症、パーキンソン病・症候群、脊髄小脳変性症、運動神経疾患、脊髄炎など幅広く診療します。

トピックス

検査について

主に実施する検査は、末梢神経伝導検査、針筋電図、脳波、体性感覚誘発電位、聴性脳幹反応、視覚誘発電位、CT、MRI&MRA、頚動脈超音波、脳血流シンチ、MIBG心筋シンチ、DATシンチ、神経生検、筋生検などになります。

スタッフ紹介

  • 上原 敏志

    うえはら としゆき

    上原 敏志

    診療科長・脳卒中センター長

    【専門領域】

    脳血管障害・脳神経内科全般

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医・指導医 日本脳卒中学会専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医・指導医 医学博士 臨床教授(神戸大学) がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 瓦井 俊孝

    かわらい としたか

    瓦井 俊孝

    【専門領域】

    臨床脳神経内科・臨床遺伝学

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本人類遺伝学会臨床遺伝子専門医

  • 清水 洋孝

    しみず ひろたか

    清水 洋孝

    地域医療連携部長

    【専門領域】

    脳血管障害・脳神経内科全般

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医・指導医 日本脳卒中学会専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本認知症学会専門医・指導医 日本神経眼科学会上級相談医 厚生労働省認定臨床研修指導医 医学博士(神戸大学)

  • 寺澤 英夫

    てらさわ ひでお

    寺澤 英夫

    【専門領域】

    脳血管障害・脳神経内科全般

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医・指導医 日本脳卒中学会専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本認知症学会専門医・指導医 厚生労働省認定臨床研修指導医 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 清家 尚彦

    せいけ なおひこ

    清家 尚彦

    【専門領域】

    脳神経内科全般・神経病理

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医  死体解剖資格

  • 原 敦

    はら あつし

    原 敦

    【専門領域】

    脳神経内科全般

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本神経学会脳神経内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本ボツリヌス治療学会認定施注医(痙性斜頸・上下肢痙縮・片側顔面痙攣)

  • 松野 泰幸

    まつの やすゆき

    松野 泰幸

    専攻医

    【学会専門医・認定医・その他】

    がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 玉田 亮吾

    たまだ りょうご

    玉田 亮吾

    専攻医

    【学会専門医・認定医・その他】

    がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

地域医療機関の先生方へ

「はり姫」脳神経内科では、姫路循環器病センターの医師が引き続き診療にあたります。地域の中核施設として、脳卒中をはじめとした脳神経内科疾患全般に対する充実した質の高い診療を行なってまいります。今後とも、幅広く患者さんをご紹介いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

調べる

TOP

調べる