呼吸器内科

呼吸器内科診療科・部門・センター

お知らせ

  • 2024.04.01 松本先生・松岡先生が着任されました。
  • 2023.07.22 木村先生・浦田先生が第101回日本呼吸器学会近畿地方会で発表しました。
  • 2023.04.30 木村先生が第63回日本呼吸器学会学術講演会で発表しました。
  • 2023.04.01 松尾先生・向田先生・浦田先生が着任しました。

診療科の概要

当科のこれからについて

2024年度より新たに2人の先生が赴任され合計5名での診療体制となりました。肺癌・びまん性肺疾患・気管支喘息・COPD・肺炎など多岐に渡る疾患を診療とし、ほぼすべての検査・治療が自施設で可能です。また、呼吸器における指定難病や身体障害者の申請も可能です。

主要対象疾患

  • 感染性呼吸器疾患(肺炎、肺膿瘍、肺結核、肺非結核性抗酸菌症など)
  • 気道閉塞性疾患(COPDなど)
  • アレルギー性肺疾患(気管支喘息など)
  • 間質性肺疾患(特発性間質性肺炎、器質化肺炎、膠原病肺など)
  • 腫瘍性肺疾患(原発性肺がん、悪性胸膜中皮腫など)
  • 胸膜疾患(胸水、気胸、胸膜炎、膿胸など)
  • 慢性呼吸不全(在宅酸素の導入・管理、呼吸器リハビリテーションなど)
  • 睡眠時無呼吸症候群(ポリソムノグラフィー検査、CPAPの導入など)
  • 気管支鏡検査


    画像提供:(株)オリンパス

    当院では毎週火・木曜日に気管支鏡検査を行っております。クライオ生検など特殊な生検や処置を除き外来で検査を受けて頂いています。仮想気管支鏡ナビゲーションシステム・ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法(EBUS-GS)・超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)など症例に応じて使用しています。またリンパ節穿刺においては迅速細胞診(Rapid On-Site cytologic Evaluation:ROSE)を用いての評価も可能です。難治性気胸に対してのEWS(endobronchial Watanabe spigot)など、内視鏡治療も積極的に行っています。

  • クライオ肺生検


    画像提供:(株)アムコ 公式ホームページ

    クライオ生検は、気管支鏡検査で行う生検方法の一つで、クライオプローブという凍結凝固装置を用いて組織の一部を凍らせます。プローブを病変に接触させて組織を凍結させることで、従来の気管支鏡検査で行う肺生検よりも大きな検体を採取することが可能となり、びまん性肺疾患の診断および治療方針決定や腫瘍の閉塞解除等に用いられます。当院では兵庫県内の県立病院では初めて採用し、主にびまん性肺疾患の診断に用いております。

  • 局所麻酔下胸腔鏡検査

    当院では局所麻酔下での診断にも力を入れております。中皮腫が疑わしく通常の鉗子生検で診断が困難な症例に対しては、クライオプローブを用いて積極的に診断を行っています。また御高齢で全身麻酔が困難な感染性の胸膜炎や膿胸への胸腔内掻把術など治療を目的とした局所麻酔下での胸腔鏡処置も行っています。

    局所麻酔下での胸膜炎治療

  • MDD(multidisciplinary discussion)

    呼吸器専門医・放射線科医・肺病理専門医の3者が合議の上でびまん性肺疾患の診断を行うことをMDDと呼んでいます。当院には放射線診断医と肺を専門とする病理医がおり、自施設でMDDが可能です。一般的に、以前は全身麻酔下で肺の生検を行っていましたが、クライオ生検が普及するようになってからは、クライオ生検でのMDDが多くなっています。当院でもクライオ生検を行った患者さんを中心にMDDを行い、診断や治療方針を決定しています。

  • 進行肺癌治療

    当院では呼吸器外科と合同で呼吸器センターを立ち上げ、週1回呼吸器外科・呼吸器内科・病理診断科合同でカンファレンスを行い、治療適応を決定しています。進行肺癌については主に呼吸器内科で診療を行い、放射線化学療法や免疫療法を含めた化学療法での治療を行っています。近年肺癌治療の進歩は目覚ましく、免疫療法や様々な遺伝子変異に応じた分子標的薬などがあります。そのため包括的な遺伝子検索を行い、遺伝子変異に応じた治療薬を選択して治療にあたっています。

    また当院では全科揃っており癌に関連した殆どすべての治療が自施設で可能です。例えば転移性骨腫瘍が増大することで脊髄が障害され麻痺が出現した場合にも整形外科に依頼して手術をおこなっています。

    腫瘍による脊髄圧迫

    椎弓切除術前後のCT

    放射線治療は定位放射線治療や、強度変調放射線治療(IMRT)などの照射範囲を最小限に抑える照射法が可能で、今までは根治的な照射が難しい場合でも照射が可能になり、患者さんの負担を軽減することが出来ます。また肺の腫瘍は肺内に限局していて手術適応でも心臓や肺の機能が悪く全身麻酔が困難な場合は、放射線での根治照射を行っています。

    定位放射線治療

    強度変調放射線治療(IMRT)

    当院には常勤の緩和ケア専門医がおり、緩和ケア病棟もあります。そのため、病気の治療のみならず、症状の緩和やよりよい人生を生きることを多職種でサポートさせて頂きます。緩和ケア病棟は全室個室20床、トイレ、洗面台完備で穏やかに過ごしていただくための設備としてファミリーキッチン・家族控室・デイルームとテラスがあります。

    緩和ケア病棟の病室

    詳細については各診療科のページをご覧ください。

  • 息切れ外来

    「息切れ」はよくある症状ですが、心臓・肺を中心として様々な臓器から起こる症状であり、最初にどの診療科に紹介するか悩まれるのではないかと思います。当院では循環器内科・呼吸器内科・総合内科・リハビリテーション科が最初から連携して診察を行う「息切れ外来」を開設して門戸を広く対応できる専門外来を開設致しました。多職種で早期から介入することで、正確な診断や的確な治療方針の提案が可能となります。

    慢性的な経過で主に労作時息切れを自覚されている患者さんを対象とし、リハビリテーションが可能で定期的な当院通院が可能な方を中心に診察を行います。

    外来にて原因精査のため診察・問診や各種検査を行い、原因が分かればその疾患に応じた診療科にて専門的な診察を行えるように橋渡しをしています。原因が分からない場合でも、リハビリテーションや呼吸リハ指導などを行って参ります。

    受診方法

    毎週金曜午後に専門外来をひらいています。事前の完全予約制としていますので、大変申し訳ございませんが当日の受診はお断りしています。
    ※数日単位での急速な症状進行の方は今まで通り、各診療科へご紹介頂ければ幸いです。

    対象となる患者さん

        1. 息切れの原因がはっきりしない(レントゲンや血液検査などで明らかな息切れの原因になる異常が分からない)
        2. 既に何らかの診断がついていて安定しているのに息切れが持続

    例1. 間質性肺炎と診断も軽症のため経過観察中の息切れ
    例2. 心不全と診断され体重増加なく経過中の息切れ

  • 睡眠時無呼吸症候群

    睡眠呼吸障症候群は、毎日の初診外来で紹介を受け付けています。まずは外来で簡易ポリソムノグラフィーで検査を行い、睡眠時無呼吸症候群が強く疑われる場合は、1泊2日(木曜もしくは金曜入院)で精密ポリソムノグラフィー検査を行います。地域の先生方や他科から睡眠時無呼吸症候群が疑われる患者さんをご紹介いただき、当科で診断・治療導入をさせて頂き、病態が安定すれば地域の先生方に再度紹介させて頂き、継続治療をお願いさせて頂いています。

    保険診療による睡眠時無呼吸症候群の診断の流れ

    ※AHI:1時間あたりの睡眠中の無呼吸、低呼吸の回数を表し、無呼吸低呼吸指数(Apnea Hypopnea Index)

    費用の目安

    簡易ポリソムノグラフィー検査(主に外来で検査) 検査費用 約3,200円(健康保険3割負担時)
    精密ポリソムノグラフィー検査(原則1泊2日) 入院費と検査費用含め約37,000円(健康保険3割負担時)
    CPAP療法 約4,000円/月(健康保険3割負担時)
  • 非結核性抗酸菌症

    非結核性抗酸菌症はその名の通り“結核ではない”抗酸菌です。結核と形態的に類似しておりますが、結核と異なり人から人の感染はしません。非結核性抗酸菌症の内、肺に感染を来す非結核性抗酸菌症の内9割がMAC(Mycobacterium aviumとMycobacterium intracellulare)とされています。

    多くは無症状もしくはあっても軽度で、特に必要としない場合が多いです。ですが症状が進行し、肺の画像が悪化する場合は、2~3種類の抗生剤を組み合わせて内服治療を行います。年単位での内服を必要とし、病変が限局している場合は外科手術を検討する場合があります。症状としては咳嗽・喀痰が主体で、時に血痰・喀血を来す場合もあります。多くの場合は自然に改善しますが、繰り返したり血痰の量が増加する場合には気管支動脈塞栓術というカテーテル治療で止血を図る場合があります。

    肺MAC症による喀血に対するBAEでの止血術

    新薬がない病気でしたが、近年アリケイス®という吸入の抗生剤が登場し、標準治療で菌が減らない患者さんの新たな治療選択肢が増えました。ただ薬剤が高額であり、吸入器の衛生管理などの観点ですべての方に行うことは難しいですが、高額療養費制度の説明や入院での吸入指導等、サポートできる環境を整えております。


    アリケイス®・ラミラ®
    画像提供:(株)インスメッド ホームページ

  • 気管支喘息

    気管支喘息は、過去には亡くなる病気でしたが、吸入ステロイドの普及に伴い改善することが多くなりました。それでも発作を繰り返す方は少なからずおり、当院では発作を繰り返す原因としてアレルギーの関与がないか吸入手技がきちんと行えているかどうか等も含め精査・治療を行っております。

    近年難治性喘息に対して生物製剤が続々と登場しています。薬剤が高額であり、すべての方に行うことは難しいですが、高額療養費制度の利用等、サポートできる環境を整えております。

    気管支喘息に対する生物学的製剤

    薬剤名 オマリズマブ メポリズマブ ベンラリズマブ デュピルマブ テゼペルマブ
    作用機序 抗IgE抗体 抗IL-5抗体 抗IL-5α抗体 抗IL-4/IL-13抗体 抗TSLP抗体
    用法 2週または 4週毎
    皮下注射
    4週間毎
    皮下注射
    4~8週間
    皮下注射
    2週間毎
    皮下注射
    4週間毎
    皮下注射
    自己注射 × ×
  • COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease 、慢性閉塞性肺疾患)


    INBODY770®(InBody Japan公式ホームページより)

    COPDは殆ど喫煙が原因でタバコの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症がおきる病気です。40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者が存在すると推定されていますが、大多数が未診断、未治療の状態であると考えられ、2021年は男性で死亡原因の第9位でした。

    主な症状としては、せきやたんが出たり、気管支が細くなることによって空気の流れが低下します。また、気管支が枝分かれした奥にあるぶどうの房状の小さな袋である肺胞が破壊されて、肺気腫という状態になると、酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下し、息切れを感じます。COPDではこれらの変化が併存していると考えられています。吸入薬で細くなった気管支を広げることで空気の通りを若干改善させることは出来ますが、残念ながらボロボロになった肺は治療によっても元に戻ることはありません。

    また息切れがひどいと、少し動くだけで息切れするため動かなくなります。そのため筋力が低下して呼吸に関連した筋力も低下してまた息切れが進行するという悪循環に陥ります。近年こういった状況のことをサルコペニア(筋力の低下+運動機能の低下)と呼び、ここまで進行してしまうと薬物治療での症状改善は困難です。

    当院ではInbodyという体成分分析装置を用いて、体全体の筋肉量の低下を評価します。サルコペニアが疑わしければ、呼吸リハビリテーション目的に1~2週間程度の短期間の入院を勧めています。リハビリテーション科とも協力して自宅で継続可能な運動療法を行います。

  • 禁煙外来について

    たばこは様々な癌のリスクや心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害のリスクを増加させます。たばこをやめることが自力で難しい原因としては、ニコチン依存状態という病気のため困難と言われています。禁煙外来では「ニコチンパッチ」という張り薬と「バレニクリン」という飲み薬があります。現在バレニクリンは全国的に使用が出来ませんが、ニコチンパッチを用いた禁煙を当院では取り組んでおります。

    禁煙治療は12週間の間に合計5回の診察を行い、禁煙を目指します。禁煙をしたいけれども自力でやめられない方は是非医師と一緒に禁煙を目指しましょう。

    ニコチンパッチ 約13,000円(健康保険3割負担時)
    バレニクリン 約19,960円(健康保険3割負担時)

スタッフ紹介

  • 吉村 将

    よしむら しょう

    吉村 将

    診療科長

    【専門領域】

    呼吸器内科

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医 医学博士 神戸大学医学部臨床准教授 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 木村 洋平

    きむら ようへい

    木村 洋平

    【専門領域】

    呼吸器内科・感染症

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医 ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 松尾 健二郎

    まつお けんじろう

    松尾 健二郎

    【専門領域】

    呼吸器内科

    【学会専門医・認定医・その他】

    日本専門医機構認定内科専門医 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 松本 夏鈴

    まつもと かりん

    松本 夏鈴

    【専門領域】

    呼吸器内科

    【学会専門医・認定医・その他】

    がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

  • 松岡 史憲

    まつおか ふみのり

    松岡 史憲

    専攻医

    【学会専門医・認定医・その他】

    がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

診療実績

退院患者数

  2023年度(612人) 2022年度 (462人) 2021年度 (313人) 2020年度 (214人)
悪性疾患
(肺癌/悪性胸膜中皮腫など)
266 (43.5%) 222 (48.1%) 121 (38.7%) 36 (16.8%)
感染性肺疾患
(肺炎/肺膿瘍/抗酸菌感染症など COVID-19は除く)
56 (9.2%) 47 (10.2%) 51 (16.3%) 51 (23.8%)
胸膜疾患
(膿胸/気胸/胸腔鏡精査目的を含む)
77 (12.6%) 46 (10.0%) 18 (5.8%) 22 (10.3%)
間質性肺疾患 62 (10.1%) 36 (7.8%) 30 (9.6%) 25 (11.7%)
喘息/慢性閉塞性肺疾患
(発作/急性増悪を含む)
37 (6.0%) 27 (5.8%) 19 (6.1%) 10 (4.7%)
喀血/肺胞出血 20 (3.3%) 18 (3.9%) 13 (4.2%) 10 (4.7%)
睡眠時無呼吸症候群 31 (5.1%) 17 (3.7%) 12 (3.8%) 5 (2.3%)
その他 46 (7.5%) 49 (10.6%) 49 (15.7%) 55 (25.7%)

※2022年5月より現在のはりま姫路総合医療センター

気管支鏡数

  2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
気管支鏡検査/処置 (吸痰処置のみの症例を除く) 341 251 132 107
EBUS-GS (ガイドシース併用気管支内超音波断層法) 52 51
EBUS-TBNA (超音波気管支鏡ガイド下針生検) 38 23
クライオ生検 15 8
EWS留置 11
(8症例)
6
(3症例)
3
(3症例)
局所麻酔下胸腔鏡検査 30 20 3

※2022年5月より現在のはりま姫路総合医療センター

地域医療機関の先生方へ

「はり姫」開院にあたり、毎日初診外来の診察が可能となりました。もしお急ぎの患者さんがおられる場合には適宜、呼吸器内科医までお電話でご連絡をいただければ対応させていただきます。あらゆる呼吸器分野の疾患に対して最新の医療エビデンスを踏まえたうえで治療方針をご提案させていただき、その上で患者さんとご家族に寄り添った診療を心がけていきます。

学術活動紹介

学会発表

2023年

演者 演題名 学会名 発表日
木村 洋平 呼吸困難を契機に診断されたPseudoxanthoma elasticumの一例 第63回 日本呼吸器学会学術講演会 2023年4月30日
木村 洋平 気管支鏡直後に右季肋部痛を来し腹部超音波検査で早期診断出来た腹直筋血腫の一例 第101回日本呼吸器学会近畿地方会 2023年7月22日
浦田 勝哉 小細胞肺癌の転移性脊髄腫瘍により不全麻痺を来すも,椎弓切除術により化学療法を施行することが出来た1例 第101回日本呼吸器学会近畿地方会 2023年7月22日
松尾 健二郎 頸椎腫瘍を伴い悪性乳び胸水が疑われるもゴーハム病の診断に至った一例 第10回 神戸呼吸器内科勉強会 2023年9月23日
向田 諭史 胸腔鏡下試験切除術により診断し得たGrey zone lymphoma の1例 第102回日本呼吸器学会近畿地方会・第7回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会近畿支部学術集会 2024年1月20日
浦田 勝哉 急速に増大し、胸壁に巨大な腫瘤を呈した肺多形癌の1剖検例 第102回日本呼吸器学会近畿地方会・第7回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会近畿支部学術集会 2024年1月20日
木村 洋平 4科合同息切れ外来での呼吸器疾患による息切れの特性 第64回 日本呼吸器学会学術講演会 2024年4月6日
松尾 健二郎 当院息切れ外来における原因疾患の検討 第64回 日本呼吸器学会学術講演会 2024年4月6日

講演

2023年

演者 演題名 講演会名 発表日
木村 洋平 息切れ症状から疑う慢性閉塞性肺疾患
-息切れ外来を開設半年で見えてきたこと-
外来で診る「息切れ」を考える会in姫路 2023年4月6日
木村 洋平 重症喘息における生物製剤の位置づけ 『Severe Asthma Seminar in Himeji 2023年4月18日
木村 洋平 「息切れ」への早期介入の意義について 播磨呼吸ケア研究会 2023年7月15日
木村 洋平 気管支喘息治療-Up To date- 専門医と語ろう!地域の総合医と専門医を繋ぐプロジェクト 2023年7月19日
木村 洋平 肥満に隠れたCOPDっぽくないCOPD -科学と実践が示す治療戦略- 呼吸器疾患病診連携会 in 姫路 2023年9月12日
木村 洋平 irAEマネジメント ~呼吸器内科医の立場から~ Lung Cancer Seminar in HIMEJI 2023年10月18日
木村 洋平 FVC80%以上の患者への提案は是か非か?
必要 という視点から考えるILD診療
ILD Web講演会 2023年10月26日
木村 洋平 非専門医に知ってほしい間質性肺炎の基礎知識 研修医・非呼吸器専門医に知ってほしい事 2024年3月11日
木村 洋平 専門医と語ろう-喀血について- 専門医と語ろう!地域の総合医と専門医を繋ぐプロジェクト 2024年3月13日

呼吸器内科での研修を検討されている先生方へ

当院の特徴

当院は兵庫県で二番目に人口の多い姫路市の中心に位置しています。東は高砂市、北は宍粟市・朝来市、西は龍野市や赤穂市など播磨地域全域からの紹介があります。気管支鏡の件数は開院後増加し、胸腔鏡・EWS・クライオ生検などほぼすべての呼吸器内視鏡手技が可能です。大規模総合病院なので、複数の診療科にまたがる病態の複雑な症例や、稀な症例を経験することが出来、他科とも相談しやすい環境なので、とても研修しやすく、当院で研修することで呼吸器内科全般の診療が可能です。

内科専門研修プログラムに準じて研修して頂きますので、処遇等詳細は当院ホームページを参照頂ければ幸いです。

兵庫県立はりま姫路総合医療センター 総合採用サイト/専攻医

交通機関

姫路駅からも近く、いざとなれば姫路駅から新幹線で学会へ参加することが可能です。

担当業務

後期研修1年目は病棟業務を中心に行い、10名程度の病棟患者さんの担当としてもらいます。2年目以降は週1回再診外来、2週に1回禁煙外来を担当してもらいます。

学会発表

後期研修1~2年目では呼吸器領域の地方会での発表をして頂き、後期研修2-3年目で呼吸器領域の総会での発表を行ってもらいます。発表する場合は病院から費用補助がありますので、積極的に発表しましょう。

週間スケジュール

月曜 午後2時~病棟カンファレンス
火曜 午後~気管支鏡
水曜 朝8時~呼吸器内科カンファレンス
午後3時~呼吸器外科・呼吸器内科・病理検討会
午後4時~気管支鏡カンファ
木曜 午後~気管支鏡
金曜 ルーチン業務なし

病棟業務

土・日曜日は当番を決めて病棟対応をしています。そのため週末は予定を立てて過ごすことが可能です。

病院見学等の相談窓口

専門研修プログラムのお問い合せ先までご連絡ください。

兵庫県立はりま姫路総合医療センター 総合採用サイト/病院見学・説明会(医師・専攻医・研修医)

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