地域医療に対する意欲を医学生が醸成するにあたり、地域に対する共感や、地域で行われているヘルスケアの理解やニーズの把握、先輩医師らとの交流等を通した私生活やキャリアに関する葛藤の軽減、医学生同士のコミュニティの形成、などの重要性が先行研究で示されています。
はり姫では、本セミナーの姫路地区プログラム(7月30日~31日)に参加した医学生に、家島や香寺町、夢前町などを巡ってもらい、姫路市の自然や文化の豊かさとともに、地域住民の皆さんや先輩医師らとの交流、家島の地域医療などを体感してもらいました。
参加した医学生は皆とても良い表情で、「当地区のプログラムに参加することで、実際の家島の医療を知ることができ、とても良かった。」、「この貴重な経験を糧に、地域医療に貢献できる良い医師になりたい。」など非常に前向きで嬉しい感想を聞くことができました。
最後になりましたが、本セミナーの開催にあたり、貴重な体験の機会を提供してくださった関係者の皆さまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。