はり姫 高機能シミュレーター医療研修講座医療関係者の方へ

医療業界における教育・研修は、仮想現実（VR）や拡張現実（AR）などのデジタル技術の進歩により、現実にかなり近い画像・手触りを再現した高機能シミュレーターを用いたトレーニングが新たな流れとなっています。

当院と渡り廊下で繋がった獨協学園姫路医療系高等教育・研究機構　地域医療研修研究センターが、姫路市の支援のもと、消化器内視鏡（CAE EndoscopyVR Simulatorアキュタッチ）と関節鏡（VirtaMed ArthroS™　※日本初導入）の高機能シミュレーターを導入しました。

当院は、この高機能シミュレーターを用い、これから高度な手技や治療を習得していこうとする播磨姫路圏域を中心とした地域医療機関の若手医師育成のため「はり姫　高機能シミュレーター医療研修講座」を2022年8月に開講しました。当院は、本医療研修講座を通じて、地域の医療人材育成に貢献します。

当院消化器内科医による指導のもと、臨床に近い、臨場感あふれるトレーニング環境下で、患者の安全と上部・下部消化器内視鏡検査・処置の必須スキル習得を適宜ハンズオンにて支援します。訓練結果の評価と管理をすることができる総合的なシミュレーターを使用します。

上部・下部内視鏡シミュレーター研修コース（PDFファイル 179KB）

当院整形外科医による指導のもと、現実に近いグラフィックとバーチャルの関節鏡画像による高度なリアリズムを再現した訓練環境下で、関節鏡基本手技に続き、膝関節鏡視下検査・手術手技の必須スキル習得を支援します。各研修カリキュラムの目標値と定量的評価に加え、単独での研修が可能なティーチング機能が充実した最新・日本初導入のシミュレーターを使用します。

膝関節鏡シミュレーター研修コース（PDFファイル 200KB）