看護師特定行為研修について

看護師特定行為研修について教育・研究

看護師の特定行為研修(実習)への
ご理解、ご協力をお願いいたします

特定行為看護師の必要性

超高齢少子化社会を迎え、今後の医療提供のあり方の見直しと共に在宅医療の推進が重点課題となっております。また、人口減少が進む中で医療従事者の不足が懸念され、多職種によるチーム医療の展開が必要とされています。こうした背景より、今後の急性期医療から在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成することを目的に2015年から「特定行為に係る看護師の研修制度」が開始されました。その特定行為とは、21区分38項目であり、この行為を実施するための必要な高度知識と技術を指定された機関で学び研修終了後、各施設で指導医のもとで実践を行います。

看護師特定行為研修(実習)の実施

当院は「特定行為に係わる看護師の研修制度」の研修協力施設として、厚生労働省省令に基づき研修指導医のもと助言や指導を受けて特定行為研修の実習を行います。

看護師特定行為研修(実習)の包括同意について

上記にお示しした特定行為研修の実習へのご協力に関しましては、この記載(文面)による包括同意をもってご了承いただくものと判断させていただきます。ご同意がいただけない場合は、当該部署の責任者または、相談窓口までお申し出ください。ご同意がいただけない場合であっても、治療および看護上の不利益を被ることは一切ありません。個人情報につきましても、適切に管理していただきます。特定行為研修の実習に当たっては安全に十分に配慮しながら実施いたします。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

看護師特定行為研修(実習)の倫理的配慮について

研修期間中に研修生は、診療録や看護記録などを通じ取得した患者さんの情報を研修記録にする際は、個人が特定できない形にするなど対策を講じ、プライバシーの保護に努めます。また、実習以外に診療に関する情報を閲覧することはありません。

兵庫県立はりま姫路総合医療センター 院長
2024年10月1日 

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